グリーンマウンテン 60 ハイブリッド
先日、設置させていただいた薪ストーブ、ハースストーンの
をしっかり焚いてみたのでレビューします。
見た目はまんまヘルゴンなんですが、ドアの下の所にちゃんと『hearthstone』と彫ってあります。
そして気になる中身はというと
完全にハースストーン(それも石のやつ)でした。ちょっとビックリしました。
鋳物でもあの燃え方になるんですね!という感じでした。
ヘルゴンのE-30Mは以前ウチで展示機として焚いていたので、良く知ってます。
私の言葉での例えになりますが、アメリカはやっぱりバーモントキャスティングスのような『陽だまりのような暖かさ』の薪ストーブが支持されるようですね。
きっと日本人も大多数が薪ストーブに求めているのはそれなんでしょう。たしかに心地良いです。
同じ形で中身が全く違うという事に、薪ストーブ屋としては非常に刺激を受けました。
ヘルゴンはものすごくヨーロピアンです。室温はぐんぐん上がります!!
そしてハースストーンというメーカーが貫き通している物に感銘を受けました。だってヘルゴンのボディを使って、しっかりハースストーンに仕上げちゃうんだもの。
最初から最後まで非常に穏やかな燃え方です。
実は今回の設置は入れ替え工事でして、お客様が以前使っていたストーブがまさしくバーモントキャスティングスのアンコールなんです。
そして焚き方が分からないまま使用していて、10年を待たずして朽ちてしまったのです。
そう、これはアンコール(薪ストーブ)への疑念を晴らす為の、お客様の新しい第一歩なのです!
アンコールは素晴らしいストーブですよ。ただ焚くのにコツは要りますが。
これからは私が付き添いますのでご安心ください。アンコールの苦い思いでさえ良い思い出に変えて見せます!!
薪ストーブは素晴らしい装置です。ただ我々日本人は薪ストーブに対してあまりにも無知なだけです。
物を壊すのは簡単です。むしろ人間の得意技とすら言えます。
でもそれを遅らせることは出来ます。
手遅れになってからの出会いもありますが、この世に遅すぎることはないと思っています。
適切なタイミングで、出逢いは訪れます。必ずね(^^)/
薪ストーブ屋として独立してからやっと、本当にやりたい事に近づいてきました。
独立してからの4~5年は、今までの人生を走馬灯のように駆け抜けてきた感じですが、ようやくこれまでの人生を精算し、新たな未来へ進んでいる気がします。
これまでの人生とは違うストーリーになりそうです。←少しは穏やかになれるかな?
私は本当に困っている人を助けるのが好きです。←生きがいを感じます。
困っていない人を助けるとむしろ大変な事になります。←勘違いします。40年前から知ってます。
…それを薪ストーブを通じて伝えることが私の使命なのですね。きっと(^^)/