薪の乾燥
さて、上記の写真は私が斧で手割りした薪です。2X4(89㎜)材とその下の角材(90㎜)で薪のサイズが何となく伝わるかと思います。多分殆どのユーザー様より細いかと思います。でもところどころ、太い薪もありますよね?個人的には太い薪はこのくらいの比率しか必要としません。1年以上乾燥した薪しか焚かないのであれば、もっと太くてもOKですが、その年に割ってその年に焚く、というサイクルでストーブライフを送っている方は上記の太さを参考にしてみて下さい。針葉樹の場合はもう少し太くても良いかもしれません。
上記の写真にさらに屋根(波板等)をかけて、風通しのよいところ(陽当たりより重要)に置いておけば、良く乾燥します。逆にそのくらいでないと、1年未満の乾燥期間ではなかなか乾燥が進まないのでは?と思います。
薪のくべ方や薪ストーブ本体の空気調整で火持ちはコントロール出来ます。乾燥を何より優先させましょう。
『太薪=火持ちが良い』 というのは事実ですが、「太くないと適していない」 というのは間違いです。
太い薪は全体の2~3割あれば十分じゃないでしょうか?シーズンの始まりと終わりは使いませんし。
乾燥してない薪を焚くと、煤は付くし、近所迷惑だし、何より暖かくありません。未乾燥なまま焚かれる薪も可哀想ですよね。薪だって、どうせ焚かれるなら気持ちよく燃えてやろう!と思ってるはずです。その期待に応えてあげるには十分に乾燥させることです。