触媒 詰まり

今日はフェデラルコンベクションヒーター FA265 の触媒清掃にいってきました。

※画像は見本です。

いくらプレヒートをしてもバックパフが起きるということで、レスキューにお伺いしました。

原因はひとつ、触媒の詰まりです。案の定、触媒が8割くらい灰で塞がっていました。灰を取り除いたので、もうバックパフは起こらないと思います。丁度良い機会なので、普通の薪ストーブ屋さんが教えてくれない(教えられない?)焚き加減をレクチャーしました。今回は触媒機に焦点をしぼっていきたいと思います。

マニュアル通り(もしくはマニュアル通りの説明をされた場合)でいくと、バイパスダンパーを開けて、本体をプレヒートする時は、空気レバーは全開にして、と必ず書いてあります。これはクリーンバーンでも共通です。しかし、SHINYからすると既にここが違います。煙突構成で燃え方は全然変わってきます。二重煙突部分が長い方は燃えすぎている場合があります。

バイパスダンパーを開けてプレヒートしている時も、空気調整は可能です。燃えすぎているようだったら、少し絞ってください。

意外とコントロールできますので、やったことがない人は是非、試してみて下さい。そうすることで、優しく、そして長めにプレヒートを行なえます。言い換えれば、本体を傷めずに、温度を高くあげることが出来ます。その方がバイパスダンパーを閉じてからの燃焼が安定します。そして何より暖かさが違います。

これってクリーンバーン機も、触媒機も、結局同じなんです。燃やしすぎも、燃やさなすぎも、結局薪ストーブには向いてない、ということ。人間が薪ストーブに合わせてあげるのが一番確実です。

全員が同じ煙突構成で同じ燃料を使っているのなら、皆同じでもそんなに変わらないと思いますが、薪なんて一本一本全部違いますよね?全てはケースバイケースです。

※10年以内に壊れても、『また買い替えれば良いじゃん!』という方には向いてないメッセージとなります。<(_ _)>

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