薪の乾燥方法

SHINYが実際に行っている薪の乾燥方法をご紹介します。

まずはこれ。自宅の薪棚です。

敷地の南側と西側(約12mずつ)にフェンスのような一列の薪棚にしています。南側と西側は畑です。

ちなみに東側と北側も道路を挟んで畑です(笑)。この薪棚は、相当薪の乾燥に向いています。過去に書いた記事のような太さであれば、その年の3月くらいまでに割れば、暮れの頃には十分乾燥しています。常に極上の薪を焚きたい方には一番おすすめなのですが、一列の薪棚というのは、しっかりとした基礎に、確実に固定しなくてはいけない、というデメリット(コスパが悪い)もあります。現在のようにアンカーでがっちり固定する前は、何度か倒れています。でも非常に乾燥は進みます。

つづいてこちら

これは2列のタイプです。以前作り方を紹介したやつですね。

2×4薪棚①

2×4薪棚②

2×4薪棚③

場所がよければ丸一年くらいで乾燥すると思います。逆に2列以上にすると、場所が悪いとなかなか乾燥が進みません。『2~3年経っているから、最高に乾いている』という話しを良く耳にしますが、必ずしもそうではありません。一番大切なのは、置く場所ですよ。

そして次

一列ずつ少し隙間を空けています。カーポートのような大きな屋根がある場合は、この方法がおすすめです。風通しが良ければ1年から1年半で最高の薪になると思います。倒壊には十分注意して下さい<(_ _)>

最後にこちら

4月から5月にかけて、述べ30日間かけて、切って、割って、運んだ分です。本当はもっとありましたが、近所の方に未乾燥なまま、お安く提供したり、原木として販売したりしていたので、このくらいになりました。割り終わったのが5月なので、来シーズンには間に合いません。ということは逆に1年半以上、乾燥期間を設けられるので、この積み方でも十分だろうと判断しました。今回初めてパレットを使ってみたのですが、非常に安定していて積みやすかったです。

きちんと乾燥させるのには、このパレット(おそらく1100㎜)の幅が限界だと思います。40㎝の薪で2.5列という感じです(間に横向きに入ってるヤツは緩めに入れてあります。あくまで倒壊予防策です。)。それでも0.5列分乾燥が遅れると思い、アクを多めに抜くのにパレットの方はまだ雨ざらしにしてあります。薪生産者のこだわりですね(笑)。

薪棚を模索中の方などの参考になれば幸いです。

 

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