薪ストーブの選び方 その4

ここ最近、立ち上がりが早いストーブが気になっているお客様がおられます。

『だから、鋼板製が良い』と

いや、待ってください。と私は言います。即暖性に関しては鋼板製なのか、鋳鉄製なのかよりも炉内がスカモレックス(バーミキュライト)で覆われているかどうか、の違いの方が影響が大きいと思います。要はガラス越しの熱放射が強ければ、それは即暖性があるということです。鋳鉄製でも十分に早いですよ。

鋼板製でも、鋳鉄製でも、ソープストーンでも、それぞれにメリット、デメリットがあります。

共通して言える事は、即暖性と柔らかい暖かさは反比例するという事。本当にご自身に合うのはどのタイプでしょうか?

自分にとっての最良の相棒を見つけられると良いですね。

※修正を重ねた結果、非常に短い文章になってしまいました<(_ _)>

薪ストーブの選び方 その4” に対して2件のコメントがあります。

  1. 桑原 より:

    もしかして、僕のことですね? 解説ありがとうございます。
    ということは、フロントガラスが大きく、炉内がバーミキュライトで覆われている鋳物ストーブは、立ち上がり時にフロントガラスから大量の放射熱が出るため、速暖性を感じやすく、またボディが鋳物であることから、柔らかい暖かさも感じられるという解釈であってますか?
    (ザックリとしたイメージとして、鋼板ストーブ=直接的な暖かさ10、大きいフロントガラス&炉内がバーミキュライトで覆われている鋳物ストーブ=直接的な暖かさ5+柔らかい暖かさ5、鋳物ストーブ=暖かい柔らかさ10)

    人によっては中途半端なイメージになるのかもしれませんが、柔らかい暖かさを感じたいものの、共働きで夜のみしか稼働させない予定の我が家にとっては、鋼板と鋳物のいいとこ取りって感じで、ピッタリな気が。そんな単純なものでもないのかな?

    1. Shiny より:

      コメントありがとうございます。
      返信おそくなり申し訳ありません。< (_ _)>
      う~ん、5:5にはならないかもしれませんね。7:3~6:4辺りですね(笑)ハースストーン社のソープストーン製を1:9くらいで例えるとその位だと思います。
      逆に夜だけしか焚かないのであれば、鋳鉄製なら朝になっても本体がまだほんのり暖かいと思います。癒されますよ(^^)
      桑原様には、この間お話しさせていただいた機種辺りが一番合っているように思います。
      私自身は、鋳物の素朴な暖かさに惚れて、薪ストーブ屋になりましたので。(^^)
      ご参考になれば幸いです。

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