『そろそろ肌寒くなったな。今年の薪の具合を見てみるか?』
そう言って自分の持っている薪の中でも一番良さそうな物をストーブにくべる。
『おっ!いい感じ!早くもっと寒くならないかな~』
本当は薪を足したい気持ちだけど、グッとこらえて本格的な冬の到来を待つ。
『今年は好きなだけ焚くんだ!その為に薪割りを頑張ったんだ!自分へのご褒美さ。』…心の中ではきっと皆、童心に返っている。
自分で用意した薪(声を掛けたり、切ったり、割ったり)で家族全員が暖をとる。皆が『やっぱり暖かいなぁ』とストーブの前に集まる。
『薪の準備は毎年大変だけど、薪ストーブを入れて本っ当に良かった!!』と穏やかな幸せを感じる瞬間。
便利さの追求では絶対に解らない事を薪ストーブは教えてくれる。じっと、静かに
炎と一緒に暮らす。とっても素敵な事です。我々現代人が忘れていた事を思い出させてくれます。
「自然の恵みへの感謝の気持ち」
便利すぎる生活から一歩踏み出して、一手間掛けて心地よい生活にシフトしてみませんか?言い方を変えれば、スイッチひとつでは絶対に味わえない「至福の時間」を堪能してみませんか?
薪ストーブのある暮らしは、あなたの人生を大きく変えてくれます。もちろん楽しい事ばかりではありません。むしろ薪を作る作業はとても大変な事です。でも大変な思いをしたからこそ、炎はより美しく、暖かさもさらに格別な物になっていきます。それこそが薪ストーブの醍醐味であり、楽しみ方だと思います。